「巻頭言」
「雑感」
会報担当理事 久保田正幸


「年月は糾う縄の如し」という言葉があるが、40才を過ぎてから月日の たつことのはやいこと、はやいこと。本当に嫌になる。50代になると月日 のたつはやさもさることながら、何だか人生のGoalがみえだしてきた。と 同時に社会的存在である人として、自分の生きている社会に対する責任の とり方を意識するようになってきた。確かに30代や40代は専ら自己啓発の 時代であり、他を顧りみる余裕も意志もなかった。しかし最近時代は私に 何をしろといっているのかと考えこむことが多くなった。私事であるが、 今年開業10年目という節目がよけいに私に考えさせるのかもしれない。同 時にその社会的責任のとり方こそが、これからの私の人生と深くかかわっ ていくのではないかという予感がある。

 また世代交代をするべき次世代の事が気になってきた。彼等に何を、ど のような方法で、いっ伝えればよいのかと考えこんでしまう。団塊の世代 といわれる私達が次世代に渡すべき価値あるものとは一体何であろうか。 否、そんなものがあるのであろうか。こんなことを考え始めたのは、正直 いって Frontrunner で走り続けていくことが苦痛になってきているのかと 自問する。私自身はといえば、水曜日の夜1時間程大学から釆て頂いてい る先生達と雑談をすることにしている。その時間は私にとって大事な時間 である。なぜなら、私自身にエネルギーを注入してもらう時間であるから。 そしてもう少し走ってみようと思う。もう少し・・・・・・。

 21世紀はどんな世紀であろうか。いずれにしてもかなり Tough な世紀に なることは確かである。願わくば、若者達がまっすぐ自分の夢に向かって 一直線に走っていける環境だけは何としても確保してやらなければと思う。


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