「第十三代児島医師会長就任挨拶」
「会員の意見を反映する医師会に」
会 長  三 宅 八 郎



 この度、山名会長の御推挙を受け、そして、今日のこの総会で第13代児島医師会会長を拝命されましたので、一言御挨拶申し上げます。

 私は昭和54年に開業し、昭和61年に、当時の村山会長に理事を仰せつかり、会報担当を4年間、専修学校を2年間担当致しました。次いで、平成4年より、渡辺会長のもとで新しく置かれた総務理事に就き、社会保障部地区委員を兼任し、4年間勤めました。そして、平成8年より今日まで山名会長の下で副会長を勤めさせて頂きました。合計14年間、数々の業績を残されました三人の名会長の下で、貴重な勉強と経験をさせて頂きました。

 「驥尾(きび)に付(ふ)す」、という諺があります。驥は一日千里を走る名馬のことで、「名馬の尻尾にくっ付いていると蠅も一日千里行くことができる」という諺です。私も三頭の名馬の尻尾にくっ付き、ここまで来ました。蠅よりは少しはましだと自分自身は思っているのですが、この凡庸な私にも、山崎、姫井両副会長、久保田総務理事をはじめ有能な先生方が私を支えてくださることになりました。これで、会務を十二分に遂行する自信が湧いて参りました。

 私のモットーは、「会員の意見を反映する医師会」にすることです。その為に、これまでにない新しい部会や委員会をつくり、これに多くの会員に参加して頂きます。そして、度々会議を開いて、その意見を集約して、これを児島医師会活動に取り入れ、さらに、これを県医師会、日医に伝え、行政、政治にも反映するよう尽力致す覚悟です。

 これまでは、現場で働いている医師が十分意見を言わなかったのか、声が伝わり難いのか、システムに問題があったのか。私は、どれも当たっていると思います。しかし、これでは日本の医療はよくならなし、患者さんの為にもなりません。会員の直面する諸問題や不都合、あるいは、会員の要望等があれば、迅速に中央に伝えて行くように致します。

 幸いにも、県医師会理事に渡辺先生をはじめ、県医師会社会保障部に山名先生、その上、医師連盟には村山先生が常任委員としておられますので、これらの先生方が県医師会や行政へのパイプ役となっていただけるものと期待致しております。

 次に、主な事業を二つ計画致しました。まず第一に、「休日・夜間急病センター」を開設する計画です。平成13年には政令指定市として保健所が市に移管されるのが確実となっていますので、現在の南保健福祉センターの場所に「休日・夜間急病センター」を開設し、併せて「在宅介護支援センター」、「訪問看護センター」をその建物内に移転することを計画し、これから実現に向けて行政との折衝を始めます。

 第二は、倉敷市立短大の看護科増設です。市立短大の4年生大学構想は実現性が乏しくなりましたので、取り敢えず、第一段階として市立短大に看護科増設を要望し、行政と折衝いたします。これには会員の中にも色々意見が有ろうかと思いますので、まずは委員会を設けて御意見を承りたいと思います。

 これらの事業遂行には、医師会以外の人々の御協力も必要です。地区の諸団体との交流や連携を深め、地域の保健福祉の発展にも力を注ぎたいと思います。

 最後になりましたが、長老の経験と叡智、若い会員のパワーとパッションを結集し、医師会活動をより活性化し、先人の築いた伝統と美風を重んじ、時代の流れに即応した医師会経営とするよう渾身の力を注ぎますので、何卒御協力の程宜しくお願い致します。


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